たまには山歩き@至仏山(7月28〜29日)
父親から至仏山に行きたいと言われたのが発端。無理やり野球を休ませて息子も道連れにすることにした。嫁からは休み連絡が面倒だとかブーブー言われる訳だけど、たまにはイイっしょ。
登山前日 7/28(日)
ジジ氏と行く場合は宿に前泊という大名旅行になるのだが、この辺りは甘んじて受け入れる事にする。あんまりケチくさい事してニニ氏が楽しめないのも何だしね。
昼頃に家を出発。何とも贅沢な時間の使い方。時間も金も如何にケチってきたかを実感する。昨年京葉道と外環が繋がった時はとても感激したものだが、実際にこのルートを通ったのは今回が初めて。この一年は越生・飯能方面によく通ったけど、全て電車だったし、よく考えると谷川方面へ車で行く用はなかった!
16時頃に戸倉の民宿に到着。ボロいだろなと覚悟してたけど、まさかの予想通り。ただ部屋は角部屋で明るくて広く、自分ん家にいるようで妙に居心地が良かった。将棋の手ほどきを受けるの図。
で夕食。ギンヒカリというブランド名のニジマスは脂乗ってて旨い。自家製の豆腐も旨い。山菜も旨い。コメも旨い。種類も量も言う事なし。という訳で予想外に良かったす。
野球やら何やらの学生が近辺の宿で合宿しているようで、夜も笑い声が絶えずにぎやかな雰囲気。そこそこ気温は下がるけど、窓開けっぱで就寝。昼間も扇風機で何とか耐えられそうだし、エアコン要らずのエコな環境だね。
登山当日 7/29(月)
5時半起床で6時40分発の乗合タクシーで鳩待峠へ向かう。2年振り?前回は平場をひたすら大清水まで歩いたけど、今回はいきなりの登り。久々の登山となるニニ氏。津田沼のヨシキスポーツで買ったややブカブカのモンベルシューズに苦戦しつつもジジ氏の後を追いかける。
木道が続いて高山植物が現れるようになると一気に尾瀬感が増します。ちょうどこの日高山植物祭(仮名)が終わってマイカー規制が解除されたのだけど、まだまだ十分に見応えはありました。とは言え、高山植物ほぼ知らんのだけどね。ジジ氏に教えを請うニニ氏の中でジジ氏の株が上がった様子。さすが百名山制覇してるだけあるけど、最近は遠ざかってるので忘却も多い。だけど、ニニ氏にとってそれは些末な事。
ガスがちの天候ではあるものの、悪沢岳分岐先の休憩所辺りで遠くに尾瀬ヶ原が見えるとテンション上がります。
小至仏はもうすぐそこ。
ガスガスの中、小至仏到着。これも山。仕方ない。至仏まですぐかと思い込んでたけど意外と距離あります。あと小至仏〜至仏辺りは岩岩しててそれなりに時間を取られますね。
この辺りも高山植物ケッコーあります。今回覚えたお花。エーデルワイス。以上。他にも沢山あったけど、如何せん容量が。。
んでぬかるみや登山客に磨かれて矢鱈とツルツルする岩に足を取られながらも至仏山到着。2時間40分ほど。何とコースタイムぐらい。ニニ氏の山頂に着いた感想。「まあまあ良かったよ。」何が?笑
ガスガスで展望はなかったけど、宿で持たせてくれたおにぎり2個と茹で卵を食す。巨大さと塩気が絶妙。行動食持って行ったけどこれだけで十分やね。
下って行くと何故かガスが切れたりするんだな。まあしゃーないす。至仏山振り返り。
ジジ氏のお疲れモードに対してニニ氏の元気は継続中。
結局最後まで勢いは衰えず。歩きの速度に追いつけない場面も。おっとまあ足痛めてますからね(言い訳。下山も2時間半ぐらい?無事に帰って来れました。
余韻に浸る間も無く、待ち時間なしで戸倉行きの乗合タクシーに乗り込みます。ストレスを感じさせない客捌きはさすが。宿前まで送ってくれたのもさすが。そして、宿でタダで汗を流せたのもさすが。言う事ないっす。こりゃリピートしたくなりまっせ。小銭使わないと見えてこない部分。いやーナメてた訳じゃないけど、尾瀬ナメてました。サーセン!