走ったり歩いたりする日記

色々中途半端な感じですが何か?

家族揃っての初めての山登り@蔵王山(8月18日)

ヨメの実家のいわきへ里帰りしたついでに山登ったよというお話。

今年の夏休みは実家近くの温泉を巡ることになった訳ですが、乳白色温泉好きなヨメの一声で、鳴子温泉蔵王温泉のハシゴが決まり、そこに山があってロープウェーもあるんだから気軽に行けるんぢゃね?というノリで山も行くことにしました。里帰りのついでの温泉のついでの蔵王山という、百名山にはとても失礼な話ですが、家族揃ってのモチベーションとしてはコレしかないと思われ、結果オーライ(多分。

ただ唯一の懸念点がオジョー。まだ3歳だし、歩くのがダメになった場合は抱っこで済めばイイんだけど、その抱っこを断固拒否されるとちょっとメンドそう。乳児の頃は憤怒痙攣を連発してたほどの生粋の気性の激しさの持ち主で、気に入らないことがあると、結構な時間、金切り声上げて泣き叫んでます。実家の近くの盆踊りに今年初めて行ってみたのですが、その時も持ち前の気性の激しさと執念深さを発揮して、根負けして買い与えたのがコレ。「甘過ぎ!」という批判は甘んじて受け入れますが、改善は難易度が高い案件となります。

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さて登山当日。最高地点の熊野岳の1841mに対して、蔵王ロープウェイの山頂駅が1661mと、高々180mの標高差しかありません。ただこれっぽっちの標高差に恐れ慄いたことは今も昔もないでしょう。内面の不安とは裏腹な素晴らしい夏空の下、スタート。懸念のオジョーを期待のオニイがアテンドします。頼んますよ!

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これしかし、最初の地蔵山の登り始めで早速不穏な動き。どうやらアザミ的な雑草が痛くて嫌がってる様子。まあ仕方ないので最終手段の抱っこをいきなり持ち出す訳ですが、なかなか治らない足がやっぱり痛い。この登りが自分にとっての本日の核心。

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オジョーが不機嫌なことに変わりありませんが、地蔵山に着くと意外にも自分で歩き始めます。汗ばんだおっさんの抱っこより、ママと手を繋いで歩いた方が全然マシといった感じか。逆に目の前に姿を現した熊野岳までの距離感に絶望したのが、期待のオニイ。お前がくたばってどうする!家に帰ってから高熱を発症してたので、この日もケッコー怠かったと思われ(チーン。

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熊野岳までのガレが小さい子には嫌らしいですけど、ココはオニイが頑張ってサポートしてくれてます。

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皆にブーブー言われながらも熊野岳へ向かう前にちょっと寄り道してお釜へ。予備知識ゼロで行ったけど、コレはどっかで見たことあるわ!てな感じ。ザ・蔵王なイメージですね。

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熊野岳へ最後の登り。まあまあハイカー多いですけど、コレでも最盛期に比べれば空いてるんでしょうね。

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そして、到着。色々揉めながらも1時間50分ほど。オニイは満面の笑み。そりゃそうだ、これ以上登らなくてイイしね。オジョーは写真イヤイヤ期なので致し方なし。

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山頂付近には監視員がいて、どうやら登山道から外れたハイカーを注意する役割の様子。杭は打たれてますが、注意書きやロープは設置されてないし、草木が生えてないガレた所だったら、フツーに横切りられても仕方ない感じ。当然揉めてましたが、注意された方の言い分はよく分かるし、ボラと思われる監視員の方もちょっと気の毒でした。仕組みがよくないですねぇ。

行きは怖いが帰りはヨイヨイ。快適な地蔵山の巻道を使って1時間20分ほど。オニイのサポートもあって、オジョーがそれほどゴネずに歩いてくれたのが予想外の収穫。子供は勝手に育つんですねぇ(当社比。

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